ホムンクルス |
最近、読みはじめた漫画の紹介。 山本 英夫のホムンクルスです。 物語は、車の中で生活するホームレス名越 進の元に 現れた、医大生の伊藤 学。 とある夜、名越は伊藤から 報酬、70万の仕事を依頼される その仕事の内容は 頭蓋骨に小さい穴を開けると第六感が芽生えるという トレパネーションであった・・・。 この漫画はなんとなく気になっていたので 買っちゃいました。 まだ1巻しか購入していないので、どういった展開があるのか 気になりますね。 ホムンクルスとは、 ヨーロッパの錬金術師が作り出す人工生命体。 またはその生命体を作り出す作業のことである。 製法は、フラスコに人間の精液と数種類のハーブ 馬糞を入れて密閉し、馬糞が発酵する温度で保温する。 四十日経過するとフラスコの中に透明で人間の形をしたものが出現する。 しかしこれにはまだ実体が無いため、人の生き血を入れさらに 四十週間馬の胎内の温度で培養する。 このとき毎日生き血を与えなければならない。 こうして完成した生命体は人間の子供と同じ姿をしているがずっと小さい。 ホムンクルスは自然にあらゆる知識を身に付けている。 しかしフラスコの外に出したり 生き血を与えるのを止めるとすぐに死んでしまう。 (そのフラスコは、メリクリウスの器でなければならないという) この技術は人間が神の領域に足を踏み入れているとして恐れられており パラケルススはホムンクルスの生成に成功したとされる。しかし彼の死後 再び成功したものはいなかったという。 神の領域に踏み込んだという点で西行の行ったとされる 反魂の術に通じるものがある。 らしいですよ。 |
by respectsqueeze
| 2005-06-13 19:47
| 遊び
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