斎藤緑雨「霏々刺々」その2 |
鏡を看よといふは 反省を促すの語也。 されどまことに反省し得るもの、幾人ぞ。 人は鏡の前に 自ら恃み 自ら負ふことありとも 遂に反省することなかるべし。 鏡は悟りの具ならず 迷いの具なり一たび見て悟らんも 二たび見 三たび見るに及びて 少しづヽ、少しづヽ、迷はされ行くなり。 |
by respectsqueeze
| 2005-04-15 21:21
| 詩
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