誰もがいつかは失う重さ。 |
前回、大阪に行ったとき 21gという映画のDVDを購入しました。 このタイトルは前々から知っていたし、見たいと思っていたのです。 物語は、 クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)は、ふたりの娘と優しい夫と幸せに暮らしていたが その愛する家族を交通事故で失ってしまう。 ひき逃げ犯は前科者のジャック(ベニチオ・デル・トロ)。 更生し、神を信じて真面目に働いていた矢先の不注意による事故だった。 しかし、亡くなったクリスティーナの夫の心臓は 移植を待っていた大学教授のポール(ショーン・ペン)の命を救う。 このことがきっかけになり、クリスティーナ、ポール、ジャックは引き寄せられるように近く…。 『アモーレス・ペロス』が絶賛されたメキシコの アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ監督が 絶望の淵に絶たされた人間が葛藤の末に希望を見いだす姿を描いた人間ドラマ。 時間軸を交錯させた構成、手持ちカメラによるリアリティを追求した映像 そして役者たちの渾身の演技が、登場人物たちの怒りと悲しみ その感情のうねりを映し出す。クリスティーナに ナオミ・ワッツ、ジャックにベニチオ・デル・トロ、ポールにショーン・ペンという 演技派たちの重厚で情熱的な演技には圧倒されること必至だ。
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by respectsqueeze
| 2004-11-30 20:46
| 映画
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